インターネットの普及によって、地方銀行と都市銀行のサービスの差が縮まってきています。

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地方銀行と都市銀行の違い

地方銀行の銀行員

 

都市銀行の由来は、東京や大阪の大都市に本店を置く銀行、その他の地域に本店を置く銀行は地方銀行と区分されていました。
しかし東京に本店を置く地方銀行が東京スター銀行をはじめ、複数存在しています。

 

現在の定義では、「普通銀行のうち、6大都市またはそれに準ずる都市を本拠として、全国的にまたは数地方にまたがる広域的営業基盤を持つ銀行」と定められています。

 

都市銀行は最低でも6大都市に拠点を持ち、さらに他の定義に区分されないなど、細かいルールが設定されています。

 

一例を紹介すると、新生銀行とあおぞら銀行は、旧長期信用銀行法による長信銀の後継銀行であることを理由に都市銀行には該当されず、ゆうちょ銀行は国営現業の郵便貯金を出自とする特殊性を理由に独立したカテゴリーになっています。

 

地方銀行の場合は、第一地方銀行と第二地方銀行に分かれていて、基本的には加盟している協会によって区分されます。
東京スター銀行は第二地方銀行に分類され、第二地方銀行は、かつては銀行業よりも商工ローンや消費者金融に近い個人や中小企業を対象に貸付をしていた特性があります。
東京スター銀行がカードローン、住宅ローン、おまとめローンなどに強いのは、かつての歴史と第二都市銀行ならではの特性が関係しています。

 

インターネットの普及でサービスの差が縮まってきている

ネットバンクを利用する人

 

都市銀行は全国どこでも拠点があり、地域を問わず手厚いサービスを提供できることを強みにしています。
地方銀行は地域を限定して営業することで、地域性を考慮した柔軟な審査を強みにしていました。

 

しかし、昨今はインターネットが普及して、地方銀行でもネットから全国を対象に集客できるようになりました。
住宅ローンの仲介業を行う不動産会社は、全国の地方銀行と提携してローンを紹介しています。

 

ATMや支店の数で見ればメガバンクと呼ばれる大手都市銀行や、地元に本店を置く地方銀行が強いですが、昨今は支店やATMが近くになくても、金利や審査でメリットがあれば利用されるように環境が変化し、地方銀行も全国を対象に集客を始めるようになりました。

結果的に、地方銀行の貸付業務は都市銀行のサービスに近づき、かつては都市銀行と地方銀行で審査基準が違うと言われていた傾向も打ち砕かれてなくなってきています。
従来は都市銀行よりも地方銀行の方が住宅ローン審査に通りやすいと言われていましたが、現在は地方銀行に落ちて都市銀行の審査に通る事例も増えています。

 

東京スター銀行は地方銀行とネットバンクのハイブリッド?

地方銀行に分類される東京スター銀行は、都市銀行よりもネットバンクの要素を大きく加えたことで成長しました。
店舗を持っているのでネットバンクの定義からは外れますが、主要都市に拠点を置きながらも、拠点の拡充ではなくネットから利用できるサービスの拡充に力を入れてきました。
銀行の実力が出やすいと言われる住宅ローン金利で比較した場合、一般的には低金利順にネットバンク → 都市銀行 → 地方銀行 → 信用金庫(組合)の形になります・
東京スター銀行はネットバンクと同等の低金利と、一部繰り上げ返済を含めた手数料無料での対応を行っています。
つまり、大きな借入時は店舗で相談できる都市銀行や地方銀行の手厚いサポートと、大半の手続きをネットから利用できるネットバンクの利用性など、双方の良いところを取ったハイブリッドバンク型と表現できます。