多重債務の解決方法として、月々の返済負担を軽減できる4つの方法をご紹介します。

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多重債務とは

多重債務に悩む人

 

多重債務とは、複数の債務(借金)を抱えて、返済が困難な状況です。
借入先が複数あるだけではなく、返済が困難な状況に陥っていることが多重債務の条件になり、その債務者を多重債務者と呼びます。
主に、任意整理をはじめとした債務整理をする人の総称として使われています。

 

多重債務者の特徴

 

個人による多重債務者は、以下のいずれかのパターンに分類されていることが多いです。

 

  • 複数の消費者金融から借入している
  • 高額な限度額のカードローンを利用している
  • ショッピング枠の高いクレジットカードでリボ払いを繰り返している

 

借金が返せなくなるのは、収入に対しての借金総額や月々の返済額が多い状況を意味します。
住宅ローン、オートローン、教育ローンなどの目的ローンで複数の借入をしても多重債務になる人は少ないです。

 

多重債務者は利用者だけの問題ではなく、過剰な貸付をする金融機関側にも問題があります。
2016年に自己破産する人が16年ぶりに増加したことを発表してニュースになりました。(株式会社日本信用情報機関の発表資料より)
自己破産者が増加した要因で指摘されているのが、銀行系カードローンが高額な限度額設定での貸付を行っていたことです。
現在は国会で規制強化を議論された影響から各銀行が自主規制を行って高額な限度額設定が少なくなりましたが、借入先を増やすことよりも、借入残高の総額が多いと多重債務になりやすいことを表した事例です。

 

多重債務の解決方法

多重債務の解決策

多重債務は、月々の返済額の負担が収入に見合ったものではないことで発生します。
支払い遅延を起こすと、信用情報に傷がついてブラック扱いになるほか、遅延損害金が発生するデメリットがあります。
多重債務は一刻も早い対処が必要で、まずは家族に打ち明けることから始めるようにしてください。
以下の方法で月々の返済負担を軽減できれば対処できます。

 

貯金を崩して一部の借金を完済する

家族に隠して借金している場合などに有効です。
返済期間が短いものや、金利が高い借入先を優先して繰り上げ返済しましょう。
状況に応じて車など、借金の原因になっているものや、貴金属など換金性の高いものを売却して資金調達するのもひとつの手です。

 

おまとめローンを利用する

消費者金融などの借入が複数ある場合などにおすすめです。
複数の借金をひとつにまとめて、なおかつ長期返済に切り替えるおまとめローンを利用すれば、月々の返済額を軽減できます。
ただし、おまとめローンは収入や長期遅延の履歴がないなどの条件が必要で、厳しい審査が行われます。

 

任意整理をする

任意整理は債務整理の一種で、弁護士や司法書士などの法律の専門家を介して債務者に対して、交渉を行い返済計画を組み直すものです。
一般的に将来の利息が停止されて、長期分割に組み直すことで対処できます。
ブラック扱いになって最低でも5年は新たな借入やクレジットカード発行ができなくなるデメリットがあります。
任意整理は、裁判所を通さず示談交渉で行うので、出廷する必要がなく手間が少ないメリットがあります。

 

その他の債務整理をする

任意整理と同等の交渉を調停委員同席のもとで裁判所で行う調停や、借金の元本減額、住宅ローンだけ残すなどの交渉が可能な個人再生。
そして借金をチャラにする自己破産など、債務整理は複数の種類があります。
抱えている借金が高額で、自力での対処が困難だと判断したら、まずは債務整理に強い法律事務所に相談してみてください。